高校時代は運動しかしていませんでしたので、スポーツ推薦で大学に進学。なので机に座る習慣がなかった人が感じた難易度です。
難易度は正直、めちゃめちゃ難しいです。ぶっちゃけはじめは何かいてあるかちんぷんかんぷん。
そして正確に覚えることが膨大にあります。あとは文章読解力(法律条文や行政からのアナウンス)が必要です。
どの程度真剣に取り組んだかわかりませんが、東大や早慶出身者であっても何回か挑戦して合格できないであきらめている人もいます。
何が難しいか私なりに考えると社会保険の制度に使われている名称の漢字(例:高年齢雇用継続給付金)がやたら長かったり、まぎらわしかったり、制度がものすごく複雑なんですよね。特に健康保険、国民年金、厚生年金は共通部分と異なる部分が入り組んでいて超混乱します。社会保険樹海で迷子になると戻れません。あとは一般常識も取り組みにくいです。こちらは名付けて一般常識砂漠。足切りされる科目なのにどこから出題されるか絞れなくて範囲がめちゃめちゃ広い。(ここの攻略法は別の機会に紹介したいと思います。)
他の社労士の方々と受験回数を聞くと1回で合格した人は感覚的に1割くらいでしょうか。一発合格の人はいますがほとんど聞きません。2~5回くらいがなんとなく多いでしょうか。7回や10回という方も聞きます。
私の場合、運良く2回で突破できました。でも1年目はそこそこ勉強した気ではいましたが、選択式での合計不足+足切り、択一も合計点で合格ラインまで5~8点足りませんでした。
2年目は1年目のアドバンテージをもってスタートしたことと、仕事は続けていましたがどうやったら絶対に合格できるかを自分なりに考えてやれる限りのこと取り組んでなんとか合格できたって感じです。